鬼沢香帆研修医(2年次)が、日本消化器内視鏡学会(JGES: Japan Gastroenterological Endoscopy Society)の関東支部例会で
優秀演題賞(研修医の部)を受賞しました。

同学会は、設立当初より内視鏡機器、手技をはじめ内視鏡学全領域で全世界に対して指導的役割を果たしてきており、数多くの専門医家の育成にも努めている学会といえます。

鬼沢研修医は、「当院で経験した大腸アニサキス症の三例」の演題が高く評価され、同賞に選定されました。
受賞式は、6月12日に開催された同学会にて執り行われました。
鬼沢先生(消化器学会) ズーム有明るめ臨床研修医(2年次)
鬼沢 香帆
【受賞コメント】
今回2022年6月11日から12日に行われた第114回日本消化器内視鏡学会関東支部例会に、筆頭演者として参加してまいりました。私は、「当院で経験した大腸アニサキス症の三例」の演題で6分間の発表を経験させていただきました。
 初めての学会参加ということもあり緊張感を持って臨みましたが、落ち着いて発表することができました。質疑についても事前に予想し対応を用意していたことで、滞りなく終了することができ、準備の大切さを痛感いたしました。また、参加させていただきたのが研修医セッションであったため、他病院での研修医の仕事内容や学会参加の状況等についても知ることができ、刺激を受けることができました。その後の専修医セッションの見学では、よりレベルの高い発表?討議を見学することができました。普段の生活の中ではなかなか出会えないセッティングであり、今回の学会参加で感じたこと、学んだこと等を今後の自分の成長につなげていきたいと感じております。
 結果ですが、共同で準備をしていただいた江東豊洲病院消化器センターの浦上先生、田邊先生、またその他アドバイスをいただいた先生方のご協力のもと、今回の発表を優秀演題(研修医の部)に選出していただき、賞を受賞することができました。分からないことばかりの中、文献の調べ方や資料作り、発表時の話し方まで細かくご指導いただき、学びの多い経験になりました。このような機会は非常に限られておりますが、今後も成長のチャンスを逃さぬよう普段の研修生活においても、積極的?能動的に学習の姿勢を持ち続けたいと思います。
 
2022年6月15日
昭和大学江東豊洲病院 臨床研修医 鬼沢 香帆