近藤文化庁長官が5月16日(木)、本学を訪問し、大学美術館で開催中の展覧会「夏目漱石の美術世界展」を宮田学長、古田大学美術館准教授の案内によって鑑賞しました。
展覧会は開幕3日目で、午前中にも関わらず多くのお客様がご入場されているなか、近藤長官は古田准教授の説明に熱心に聞き入りながら、全展示室を鑑賞しました。
宮田学長からは、近藤長官にぜひ見て頂きたい絵として、美術学部元助手の佐藤央育氏と大学院美術研究科の荒井経准教授がそれぞれ制作した、実在しない作中画を「推定試作」した作品が紹介されました。これには近藤長官も非常に興味を持った様子で、案内役の古田准教授から詳しい解説を受けていました。
当初は展覧会鑑賞後、お帰りになる予定でしたが、急遽、美術学部絵画棟で行われていた絵画科油画専攻の講義(国際的に活躍できる芸術家を見据えての実践的な英会話の講義)を保科美術学部長、絵画科坂口教授の案内で視察しました。
視察中には講義に飛び入り参加し、学生に対して、外交官時代の経験から、国際社会においては、語学を駆使して自分をアピールできることがとても重要なので、ぜひ頑張って学んでほしいとメッセージを送りました。