「藝大アートマネジメントプラス香川」は、「平成25年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業」において、東京藝術大学が香川県文化振興課、香川県立ミュージアム、公益財団法人 置県百年記念香川県文化芸術振興財団の協力を得て実施するプログラムです。平面や立体作品から、映像やインスタレーションなど、さまざまな方法、様式で表 現される現代アート。近年、現代アートは地域と連携したアートプロジェクトとして、特別な展示施設だけでなく一般の地域へと展示、鑑賞の場を広げていま す。このプログラムでは、アートマネジメント講座とそれに連動したワークショップや展示を通して現代アートへの理解を深め、実践的なアートマネージャーを 育成することを目的としています。
プログラムの一環として、2月22日(土)より東京藝術大学の多彩な専攻分野の卒業?修了制作作品で 構成される展示を、3月8日(土)にアーティスト五十嵐靖晃氏による「網開き」のワークショップを開催いたします。この機会に多様なアートの在り方を体験 していただけるよう、多くの方々の来場、参加をお待ちしています。
主催 | 東京藝術大学 |
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共催 | 香川県立ミュージアム 公益財団法人 置県百年記念香川県文化芸術振興財団 |
平成25年度で62回目を迎えた東京藝術大学卒業?修了作品 展、7回目となる博士審査展は、各課程における創作研究の最終成果を発表する場であり、学生たちの渾身の作品が並ぶ展覧会です。今回、香川県立ミュージア ムという展示空間を提供いただき、この2つの展覧会から本学美術学部と大学院美術研究科が有する様々な学科、専攻の作品を選抜、展示いたします。日本の現 代アートを担っていくであろう若いアーティストたちの“いま”をぜひご覧ください。
日時 | 2014年2月22日(土)~3月9日(日) 9:00 - 17:00 (入場は16:30まで) 休館日:2月24日(月)、3月3日(月) |
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会場 | 香川県立ミュージアム 1F エントランスなど 〒760-0030 香川県高松市玉藻町5-5 ?JR高松駅から東へ900m ?ことでん高松築港駅から東へ800m ?ことでん片原町駅から北へ500m |
観覧料 | 無料 |
駐車場?駐輪場 | 地下駐車場(普通自動車50台) 使用料:25分あたり100円(9:00~22:00) 駐輪場あり(自転車およそ50台) |
お問い合わせ | 香川県立ミュージアム学芸課 電話 087-822-0247(担当:西岡、新居、稲葉)8:30~17:15 |
出品者(五十音順) | 1.伊藤 久也 修士課程?先端芸術表現専攻 2.斎藤 美紗子 修士課程?絵画科日本画専攻 3.高橋 万実子 学部?デザイン科 4.中野 岳 修士課程?彫刻専攻 5.長久保 華子 学部?工芸科漆芸専攻 6.三木 みどり 修士課程?絵画科油画専攻 7.皆川 俊平 博士課程?油画専攻 8.向井 大祐 修士課程?保存日本画専攻 9.本山 智香子 学部?絵画科油画専攻 10.山田 勇魚 学部?デザイン科 11.與語 茜 学部?工芸科染織専攻 |
アーティスト五十嵐靖晃氏によるワークショップ「網開き」。
瀬戸内海歴史民俗資料館に収蔵されている貴重な漁網をみんなで広げるワークショップ。
専門家による漁の解説と共に、漁網の大きさや複雑な構造を感じる調査体験を通して、漁網の記憶を紐解きます。時を経て再び開く網の目のむこう側に、かつて瀬戸内の海に生きた人々の眼差しを重ねてみよう。
五十嵐 靖晃(アーティスト)
1978年千葉県に生まれる。2005年東京藝術大学大学院修了。土地に住み、そこで出会う人達と共に、普段の生活の中に新たな視点と人の繋がりをつくる 試みをしている。日比野克彦とのプロジェクトで2005年にヨットで日本からミクロネシアまで約4000kmの航海を経験する。「瀬戸内国際芸術祭 2013」では、沙弥島で島人と共に漁網を編むことで、人を繋ぎ、記憶を繋ぎ、網の目を通して土地の風景を捉え直す“そらあみ”を制作した。
日時 | 2014年3月8日(土)13:00~16:00 |
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場所 | 高松城玉藻公園天守閣跡前広場 (雨天の場合は香川県立ミュージアム2Fロビーにて開催します) |
お問い合わせ | 香川県立ミュージアム学芸課 電話 087-822-0247 8:30~17:15 |