6月18日(木)、本学では第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で『岸辺の旅』(本学大学院映像研究科映画専攻 黒沢清教授監督作品)が監督賞を受賞したことから、黒沢教授の職員表彰式を行いました。
表彰式では宮田学長から黒沢教授へ表彰状授与及び目録の贈呈を行い、「黒沢先生が藝大に来て頂いたことそのものが、本学にとって名誉なことです。大学院映像研究科の立ちあげ当初に、大学で映画がつくれるか、と言っていたことを思い出します。今後の活躍を期待しています。受賞おめでとうございます。」との祝辞がありました。
これを受け、黒沢教授が「このような賞をいただいたのは、たいへん幸運であったと思っています。映画は一人ではつくれず、スタッフをはじめ多くの人の協力、偶然の出会い、天候など、様々なタイミングが合わないとできません。今回カンヌ国際映画祭の様子が、日本で報道されたことを嬉しく思います。こういったこともタイミングが良かったのだと思います。また、このような日を迎えられたのは、長年たくさん映画を撮り続けてきたことであると思っております。皆様ありがとうございました。」と挨拶すると、宮田学長をはじめ教育研究評議員らから大きな拍手が沸き起こりました。
表彰状を手に喜びの表情の黒沢教授
教育研究評議員らの前で挨拶する黒沢教授
>> 大学院 映像研究科 映画専攻
>>黒沢清教授のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞のお知らせ(2015/05/25)